いろいろな視点での自己分析

何事にも着目するポイントというものがあります。
転職先を探すときのポイントは何でしょうか。まずは現状の職場よりも環境が良かったり、何かしら自分にとってメリットになることが条件ではないでしょうか。
このポイントがはっきりと見えている人と、ぼんやりとしか見えていない人とでは転職してからの状況が大きく変わってしまいます。
通常のアルバイトや一般職の転職でも、自分自身の分析をせずに希望だけで転職を決めると時間とともに閉塞感に襲われることがあります。
そしてまた転職を考える、といった連鎖に陥ってしまう人も少なくないのです。
自分がしたいことと出来ることの違いや、好きなことと向いていることとの違いなど、勘違いしやすいことが世の中には多いので、その違いについてしっかりと見極める力が必要になってきます。
これはどの職業でも同じことが言えます。
医療関係の仕事に従事している人でも、医師が向いている人もいれば研究者が向いている人もいます。
現場で医師として活躍するよりも、後継者の育成が上手な人もいます。
これらのことを念頭において、「自分はこうだから」と固定観念にとらわれることなく、柔軟な考え方で少し目線を変えてみると新しい転職先が見えてきたり、また転職先が居心地の良い自分に合った場所であることを発見するきっかけにもなります。
人は意外と自分のことは自分が一番見えていないことがあります。
そして壁にぶつからないと気づかない人も多いのです。
壁にぶつかれば方向転換すればよいだけのことなのですが、その時に同じ方向を向くのではなく、今までとは違った観点で物事を見るようにすると転職の際にも生かされるのではないかと思います。

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